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2017.12.06
Scratchで雨を降らせてみよう!アニメーションで自然を表現する教材
プログラミングを使うと、たくさんのキャラクターを同時に動かすことができます。今回は、Scratchのキャラクターを複製する機能を使って、雨や雪のアニメーションを作ってみます。
プログラミングの良いところの一つは、繰り返しの処理が早く簡単にできるところにあります。雨や雪は、実際には小さい雨粒や雪の粒が一斉に動いているものですが、これを一つ一つ手書きでアニメーションさせるのは大変です。プログラミングを使うと、それぞれの一粒の動作だけをプログラミングして、それをたくさん複製するだけで、雨や雪の動きを簡単に表現することができます。
今回は、Scratchのキャラクターを複製する機能を使って、雨や雪のアニメーションを作ってみます。次のScratchのコードは、雨粒一つの動作を表現したものです。左が上から下に落ちてくる動作で、右が傘にぶつかって跳ね返る動作です。これを一つのキャラクターだけで行ってもあまりおもしろくありませんが、同時にたくさん動かすと、本当の雨のように見えてきます。

この教材を通して、単純な一つの機能でも、それが集まることによってより大きな結果が得られること。また、プログラミングは、そういったことが得意なんだということを学んでもらえると良いですね。