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2017.11.26
Scratchでボンバーマンっぽいゲームを再現してみる
往年の名作「ボンバーマン」っぽいゲームをScratchで作るプログラミング教材です。昔のゲームは、正方形のマス目単位でキャラクターが設定されていることが多く、マス目を利用したパズルやアクションゲームがたくさん作られました。今回はScratchでマス目単位でキャラクターを動かす方法を学んでみます。
マス目の動作をScratchで実装するには、「move 10 steps」ブロックを決まった数だけ繰り返すようにします。この時、1ブロック分進んだ先で他のスプライトにぶつかったかどうかを調べることで、マス目単位で障害物を設定することも可能になります。この処理は、下記のように一つのブロックにまとめておくと便利です。
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ステージは障害物となるスプライトを格子状に置いて作ります。格子状に障害物を設定するのにはいろいろな方法があると思いますが、今回はバックドロップに絵を描いて、その色を見てスプライトを置いていく方法を取りました。こうすると、比較的簡単にステージのデータを作れます。
マス目の動きが実装できるようになると、ブロックを操作するパズルゲームや、パックマンのようなアクションゲームなど、作れるゲームのバリエーションも増えてくるかと思います。